疲れた音也くんを責める春歌ちゃんの話

  • イベントにあわせて本にしようかな?と思って書いて半年くらい放置されていた文章を書き直したものです、どうせ本になるしひどくてもいいだろ(いつもの)と思ってたんだと思います……

    とにかく、春歌ちゃんには音也くんを責めて欲しかったんだろうなという強い意志だけが伝わってきたので、過去の私のリクエストに答えて今の私が加筆しました(?)

    自分のことなのにもうよくわかりません。本にする気力がないのでここで供養します。

    本は……本は作ります、そのうち……。

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 今日、音也は心に決めていたことがあった。

 大好きなことをしているなら、いつだって疲れ知らずで頑張れると自分のことをひたすらに信じていた。

 それでも、もう限界だ。

 休みが欲しい、とかそういう次元ではなく、ただ単純に会える時間が欲しい。

 仕事が終わる、寮に戻る、こんな夜遅くに連絡を取るのは躊躇ってしまう、そして朝がきては慌ててまた仕事に出ていく。

(とりあえず、会いたい……)

 まずはそこからだ、なんて思うのに体力が続かない。何をこんなに疲れているのだろう、と考える。

 事務所側からもう少し仕事をセーブした方がいいという話をされて、ようやく自分のスケジュールが詰め込みすぎである現実に気づきはじめた。

 楽しいと思えることなら自分の限界なんて知らずに、あれもやりたい、これもやりたいってそうなるよなあ、と音也は自分自身のことを振り返る。

 でも今は違う、ただ会いたい。簡素なメッセージのやりとりだけで今は繋がっている。忙しいという現実に彼女も気づいているからだ。

(もう、無理~~~‼ 絶対、今日会いに行こう)

 じゃなきゃもう、俺、潰れちゃうよ。大好きと大好きのバランスを天秤みたいにうまく釣り合わせていかなきゃ、と音也は決意して重い身体を抱き起こして春歌にいれるメッセージを考える。

(い、ま、から会いにいっていい?)

 正直、今から会いにいける体力があるかといえば微妙だった。翔からは体力おばけじゃんお前、と言われたり、トキヤからも、どこにそんな体力が残ってるんですか、と普段から言われていても、積み重なっていけばいずれ、体力も底を尽きる。

 メッセージを送信できたことについ安堵する。手にスマートフォンを握りしめて、送ったメッセージの返信がきたことを知らせる画面の点滅を浴びながら、音也はそのままスヤスヤと寝息を立てていた。

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